2017年12月6日水曜日

変 じ ゃ な い や つ

今週末に私が北海道に行くのに合わせて、家族共用の旅行鞄を新調することになりました。
今まで使っていたものの容量が若干心許ない(余裕がない)のと、車輪が偏摩耗した上に軸受が摩耗してガタが来てる辺りが主な理由。

ひとまず『空港等で取り違えは避けたい』ということを念頭に黒や紺、赤系を避けた色選びをすることに。
そんな訳で選んだのが黄緑色。  メーカー製品ページ
とは言えそこまで目立つ鮮やかな感じではなく、カラシ色に緑を混ぜた感じ。ネット上で写真見た限りは蛍光ライトグリーンくらいのだと思っていたが...実物見てみないとわからないものである。

しかし、せっかくならもう一つワンポイント入れて間違いを減らしたい。
定番は『ステッカー/シールを貼る』な訳で、家族全員その気でいたが、問題は何を貼るか。
両親曰く「変なのじゃなければなんでも良い」

という訳で



いやぁ、水色のカバン選べばよかったですかねぇ(そこじゃない

コチラのシール類は大宮駅にある鉄道グッズ店『GENERAL STORE RAILYARD』で手に入る代物。
JR東日本の系列会社の経営だけあって中々に面白いものが並んでいます。

twitter見た人は察しがついたかと思いますが

今日はそれだけのために新幹線に乗りました。1駅。
いやぁ 片道だけとはいえE7系は快適でした

そんな訳で、おそらくそうそう取り違えないし集合の目印にもなりそうなカバン爆誕。

今週末が楽しみですねぇ...


2017年12月3日日曜日

Minecraftマルチプレイサーバーの今後

私が『TEIMN(とえいもん)鯖』と称してMinecraftのマルチプレイサーバーを運用している訳なんでございますが、その幾つかは暫定運用だったり休止中だったり。

とりあえずまとめてみると現況と今後/課題はこんな感じ。

◉RTMサバイバル工業鯖(MC1.7.10)休止中
・現況
  休止中(汎用PCの処理能力に余裕がなくなる)
・今後/課題
  専用鯖PCの構築とそれによる運用準備/調整

◉RTMクリエイティブ鯖(MC1.7.10)稼働中
・現況
  汎用PCによる暫定運用
  事前準備/開発中
・今後/課題
  正式開放
  専用鯖PCの構築とそれによる本運用

◉RTMクリエイティブ鯖(MC1.10.2)構想中
・現況
  MC1.10.2対応の他Modが少なすぎるために構想止まり
・今後/課題
  他Modの対応が進めば本格的に動き出すかも

◉RTMモジュール鯖(MC1.7.10)稼働中
・現況
  汎用PCによる暫定運用
・今後/課題
  専用鯖PCの構築とそれによる本運用

『稼働中の2サーバーが汎用PCで稼働している』という点がある種のネック。とはいえ部品購入費用総計は80万円を超えるようなシロモノではあるし、実際のところは4サーバーくらいの処理だけなら余裕でこなせる。
しかし、汎用PCはサーバー稼働以前に私用でも使うのでそちらを圧迫してもらっては困る。私とてPCでゲームはしたいし動画も見たい。
さりとてせっかく開設しているのだから快適に使ってもらいたいとも思う。

とはいったものの、マイクラ鯖主はある種のボランティア。
1台15万円を超える専用サーバー構築費用を捻出するのはそう容易いことではないし、消費電力や設置スペース、冷却ファン騒音も負担となる。

この辺をどう解決していくかが問われている。

2017年7月30日日曜日

貨物の重量化を考える

このところ鉄道模型(Nゲージ)、特に貨物列車にハマっている訳なんですけども、
その改造について最近少し思うところがある次第。

そもそもの発端は初めてコンテナ貨車を購入したときに遡りますが、貨物列車の醍醐味とも言える長編成を組んで走行した際に、線形や速度、編成の状態によっては貨車が軽すぎて曲線や分岐で浮いたり脱線してしまう訳なんです。

そこで、コンテナ貨車に積載するコンテナの中に何か詰めて重りとすることを思いついて施工したわけなんです。

そのような訳で試行錯誤して誕生したのがこのコンテナたち。
一番上の一つだけ大きいモノが『試作型』
その下が『試作弐型』
その更に下が『初期型』
一番下が『後期型』
といった感じです。

◉試作型
試作型
コンテナ内にアクリル樹脂を流し込み硬化。その後に鉛板を貼り付けたものです。
アクリルで底上げ(天井下げ?)してから鉛板を貼ることである程度重心が上がるのを抑えています。
工程が少なく材料も単純ですが、貼り付けただけの鉛板は輸送や走行の振動で脱落することがあり、そのための改良を施したのが『試作弐型』です。

◉試作弐型
試作弐型
試作型と同様の工程で進め、最後の鉛板貼付け後に更にアクリル樹脂で包埋したものです。
樹脂で鉛板を包埋することで脱落しないようになっています。
しかし、最後に樹脂を流し込むための隙間を開ける必要があるために始めの樹脂注入を少なくせねばならず、必然鉛板の位置が高くなるために重心が高くなってしまいます。

◉初期型
初期型
試作弐型で行った最後の包埋工程でエポキシ樹脂を使用したものです。
アクリル樹脂より強度があり、アクリルと逆で硬化時に数%膨張し密着するためにアクリルよりやや薄くすることが可能となりました。
そのために、包埋で鉛板の脱落を防ぎつつ重心を低く抑える事ができます。

◉後期型
後期型
初期型で導入したエポキシ樹脂を鉄粉含有タイプにすることでそれ自身が重りとして作用するとともに重心を更に下げることができます。
工程としては最も複雑で、コストも最も高いことが難点です。

・後期型改
後期型改
今まで初工程で使用していたアクリル樹脂も鉄粉含有タイプのエポキシ樹脂にすることで更に質量を増加させたタイプ。
質量は大きいものの重心はやや高めになるのが欠点ですが、材料の統一によって若干のコストダウンと加工単純化が利点です。


これらの施工により、Nゲージ模型としての質量は
満載コンテナ貨車2両=EF81電気機関車1両
満載コンテナ貨車2両+コンテナ2個=EH800電気機関車1両
というかなりヘビーな仕上がりになりました。
そして、コンテナ貨車20両の編成質量は1000gを超えるという結果に。
レイアウトによっては電気機関車側に牽引力増強の細工をしないと走行(主に登坂)できない事があるレベルというのは少しやりすぎた感がありますが(汗
また、やはり重心は上がっている様子で、常識的な速度で曲線を通過する分には問題ありませんが、分岐や曲線でやや高速過ぎたり車両設置/回収時に傾くと簡単に横転してしまうのは改善点といったところでしょう。

とまぁ、今回のこの施工で得られたことは多いので、それらをもとに改良できればなと。
目標としては『機関車側に特別細工しなくても登坂くらいはこなせる程度』の重量化に留めたいですね。
もちろん、当初の『軽すぎて浮き上がりや脱線する』を達成した上でね。


撮影:TEIMN
機器:iPhone6
レイアウト:ポポンデッタ秋葉原店





2017年6月4日日曜日

今後の方針

備忘録みたいなもの。
公開することで戒めとしても。(後で編集できるとかはキニシナイ)
基本的には優先度順。


◉PCチューン(メイン)
・SSD換装
現状の128GB SSDを使用したRAID10体制から360GB SSD(M.2)単体での運用への変更。
高速化と容量増加を見込む。
あと信頼のIntel製。
冗長性が失われるのが痛手だが、マザーボードにM.2端子が1つしかないのと同社製同容量2.5インチサイズSATA接続のものは妙に価格が高いので更にそれを複数台となるとコストパフォーマンスの悪化甚だしいので(全く考えていないわけではないけれど)不採用。
・バックアップ体制強化
現在はケチって内部データ用HDDにバックアップを取っている。
できるならばバックアップ以外に使用しない外部HDDを用意したいところ。
特に前述のSSD換装をすると冗長性が失われるので同時に行うのが必須。

◉PCメンテナンスサービスの価格設定
7/1からの有料化に伴い、施工内容ごとの料金設定が必要。
まぁ、一律料金とかでもいいのだけれど、一律だともっと安くできるものも高くなる恐れがあるからきちんと決めたほうが最善。

PCメンテナンスサービス用外部ストレージ
現在、預かったデータのバックアップは私用のデータ用外部HDDと共用。
個人的にも相手的にも一般的にもよろしくないので、専用のストレージを用意したいところ。
容量,価格的にはHDDが無難。
需要が多く採算がとれるようならSSD化を考えてもいいかもしれない。

◉PC組み(Minecraftマルチプレイ用サーバ機)
メモリとCPU、ストレージ読書速度を重視したマシン構成を予定。
2基。
35万円は必要。
前述のメインPC SSD換装で出た128GB SSDをこちらに流用予定。

◉工作
・USB式鉄道模型パワーパック
文字通り。
PCやUSB出力ACアダプタ、USB出力モバイルバッテリを利用して模型を動かす。
2.0規格でもできないことはないけれど、3.xなら4W強、タブレット充電端子を使えば10Wくらいは使えるのでソコまで難しい話でもない。
・溶解炉
アルミニウムや鉛など比較的融点の低い金属を融解するための電気炉。
電熱線や可変変圧器は秋葉原で
耐火レンガや耐火セメントは近所のホームセンターで入手。

2013年2月6日水曜日

コッククロフト・ウォルトン回路を作ってみた。(2)完遂編

コッククロフト・ウォルトン回路を作ろうとするのはいいのだけれど、いきなり150段とか作っても、動いてくれない。
初心に返って50段くらいから作ってみる事にした。

…。
……。

という訳でいろいろ買って来た。
メタライズドポリプロピレンフィルムコンデンサ。
上が0.01μF630V、
下が2.2μF250V。

高圧セラミックコンデンサ。
1000pF4kV。

汎用整流ダイオード。
1000V1A。

買って来たのはこれだけ。

他に使うパーツは、
NチャネルMOS-FET

基板実装用トランス(6V,12V〜100V)

6P形ニッケル水素電池

その他、ツェナーダイオード(5.6V1W)、メタライズドポリエステルフィルムコンデンサ(63V1.0μF)、大学の先生からもらった高圧用被覆線(20kV)、秋月電子で買った片面基板など。
以上。

早速作っていく。
回路図等は実験室-Danger-さん参照。
今回使用するコンデンサは秋月電子で購入したメタライズドポリプロピレンフィルムコンデンサ、0.01μF630V。50個。
ダイオードは千石電商で100本束で売っていた1000V1Aの汎用整流ダイオード。
製作中…

裏面。

…。

できた。

手のひらサイズに収まった。

次にインバータを作る。
回路図がこれ。

マルチバイブレータのパルスでMOS-FETを駆動し、トランスで約100Vに変圧する。
シミュレーターではうまく作動した。
実装したらどうなるか。
まずはブレッドボード上。

ボード左下がマルチバイブレータ。

12V入力でこの値。
周波数が想定(約50Hz)より少し高いがたいした問題ではない。…と思う。
早速基板上に実装。

…。

一回失敗。マルチバイブレータが発振しなかった。

もう一度製作。

成功。うまく発振していた。残りも実装して…
完成。

インバータとコッククロフト・ウォルトン回路をつなげる。

放電を確認。
大成功。

と、いうわけで、今回は無事作動する回路ができました。
コッククロフト・ウォルトン回路は耐圧高めの素子で組んでいるので、300V入力くらいまではOK。
ちなみに、これらの回路の接続はすべてコネクタ式で、異なる回路との接続が可能です。
次は、1000pFのコンデンサで50段、組み上げてみようと思います。
放電間隔の短縮が望めるかな。

撮影器具…PS VITA

2013年2月2日土曜日

長い休み。

期末テストも終了し、3月29まで休み。
別にやる事がない訳ではない。

免許取りたい。

車に乗りたいのもある。就職等において有利という話も聞く。友人が取ったというのもある。
が、何よりも、学校と家の間の荷物輸送が半端じゃない。現状、輸送時は鞄二つで電車。往復3時間を何回しても終わらない。朝夕のラッシュと逆方向の移動(自宅が都内、学校が近郊)なのが唯一の救いか。そんな時、ふと、OBさんが学校に荷物を受け取りに車で来ていたのを思い出す。

『車なら一回で済むのに』

そう思った。
携帯電話を欲した事がない私だが、自動車免許ばかりは欲しがった。
が、障害となるのはやはり親である。
母親は特に異論がないようである。問題は父親。
父親自身、ちょっとした事故(例…後ろも見ずとっさにバックし、後ろの車にゴン。結果バンパー交換。)を起こした事があり、痛い目は散々見ている。
ゆえに、免許を取らせるのを渋っている。尤も、私とて毎日のように乗り回すのではなく、必要な時のみ使うだけ。

丁度我が家には2台の車がある。HONDA ライフ(母所有)、VOLVO V70(父所有)。
練習には軽自動車のライフが向いているし、実際の長距離移動にはV70が適している。
母親も、こういった使い分けには賛成のようである。
とはいえ、父親を説得しなければ何も始まらないし、教習にかかる費用も馬鹿にできない。
仮に免許取得の方向でいったとしても、素直に取れるとは限らない。

前途多難な休みになりそうである。

※その他近況。
・PCとMacがまたデータ損失したため、しばらく更新ができませんでした。平にご容赦を…。KEK後編は同じ理由で中止となります。
・正直今回ちょっと単位がヤバい。(まじめにはやっていましたけど。)更新頻度に影響しそうです。どれだけの人が見ているかわかりませんが。

※今後の予定
・免許取る
・まともに動くコッククロフト・ウォルトン回路を作る。


2012年11月8日木曜日

工房活動日誌(1)

以前にも話しましたが、私の通っている日本工業大学には「物理体感工房」という授業がありまして、「どんなものでも自分の作りたい物を学校のお金で作って単位が貰える」という授業でして、聞いた感じは「何その良い事づくめ」と思われがちですが、違います。
いくら自分の作りたい物と言っても、先生方のお眼鏡にかなわなければ、意味がありません。
具体的には、『廃材利用』『役立つもの』『環境に優しいもの』『小中学校の理科教材になりそうなもの』『先生の好きなもの』などが喜ばれます。
もちろん、趣味全開でも、興味本位でも、最後に完成させればいいのです。
私は、昔から作ってみたかった素粒子加速器の模型(KEKB加速器)を作る予定にしたので、問題なかったのですが、そうでない人は、何を作るか考えるのが大変だった様です。私のように作ってみたいものがあった人はそこそこ居ました。

で、授業の事を友人に話すと「ぜひやってみたい」と当然思う訳です。
という訳で、秋学期から私の友人2人が参加し、3人体制で活動する事になりました。

言い忘れましたが、この物理体感工房、担当の先生方から仕事を頼まれる事があります。具体的には、『近所の小学校に納品するお手製理科教材の製作』、『大学で行われる地域向けの理科教室のアシスタント』などで、理科教室のアシスタント(ほぼ立っているだけ。むしろ、準備などが非常に楽しい。)は、給料(時給800円)が出ます。
で、中には『事務の人が電動カー(町中でお年寄りが乗っているアレ)を荷物の運搬に使っているんだけど、改良しないか?』なんていうのがあり、私たち3人はそれに乗っかった訳です。
誰かが取っ払ってしまったカゴの製作を始めとした様々な改良をしていくうちに、3人にこんな考えが浮かびました。


・・・「自分たちで電動カー造らない?」


それは必然でした。前述のものは事務の人の要求に沿った範囲でしか改良できない。
しかし、自分たちで一から造れば、思い通りのものが出来る。
そうして、自分たちで新たな電動カーを造るべく、動き出したのです。

・・・つづく